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音声に関する表記の根本的な改善をお願いします。

音声に関する表記が的確なものとなるよう根本的な改善をお願いします。


民放、WOWOW、最近はAXNまでもが

bilingual(二言語話者→二言語音声放送=二重言語音声放送=二重音声放送)

を「二カ国語版」と誤訳しておりますが、こういう1980年代からの誤訳を恥ずかしげもなく踏襲し続けているということは、単に誤訳/誤記の強要としてハタ迷惑なだけでなく、HDDからBlu-rayに録画レートを落としてダビングするときなど、更に紛らわしい問題をも発生させているということです。

よって、音声信号に関する表記の根本的な改善を早急に実施して頂きたいと思います。


話を分かり易くするため、先に、以下のように具体的提案をしておきます。

字=字幕=字幕版
単=単声=単一言語音声放送の吹替版
二=二声=二重言語音声放送(L/Rの切替)の吹替版
多=多声=多重言語音声放送/マルチ音声放送(LR・L・R丸ごとの切替)の吹替版

「字」「単」「二」「多」の4つの漢字だけで音声に関する情報を適切に表現できます。


【理由.01】
①「二カ国語版」、および、①「二カ国語版」という意味での①「二」は、不要です。というより、いまや却って迷惑なだけで、有害無益です。

一般に、①「二カ国語版」と呼ばれているものは、5.1chサラウンドステレオ放送を除き、以下の2種類です。


②「二重音声放送」( L主音声とR副音声との音声信号切替)

③「多重音声放送=マルチ音声放送」( L主音声とR副音声まとめての音声信号切替)

です。

「マルチ」=「多重」 で、しかも「マルチ=多重」は「二重」を含むため、つまり、「マルチ=多重」が「二重」音声止まりである場合も大いにあるため、①②③のような用語では、用語そのものが却って混乱の元凶とならざるを得ないということが、元々、明らかです。


【理由.02】
よって、bilingual放送、即ち、
②「二重音声放送」の「吹替版」
および
③「多重音声放送」の「吹替版」
を、より意味不明かつ誤訳の「二カ国語版」に置き換えること自体、二重に間違いなのです(冒頭参照)。


【理由.03】
しかも、実際問題として、「二カ国語版」という名称は、一方の言語の音声(英語音声)と他方の言語の字幕(日本語字幕)を同時に視聴できる「字幕版」にこそ、遙かに適切な表現となっています。

酷い矛盾です。


【理由.04】
よって、『字幕版でも単一音声版でもないものが「二カ国語版」である』などという論理/解釈/表現は、元々、全く成り立っていないのです。成り立っていると勝手に妄想し続けてもらっては困るレベルの大間違いなのです。

とにかく、

②「二重音声放送」および③「多重音声放送」の「吹替版」=「二カ国語版」

は、何重にも不適切な表現です。

いちいち説明するのもバカバカしい感じがするくらい当たり前のことですので、本当は分かっているのかも知れませんが、御理解ください。そして、音声に関する表現を実際に修正してください。

これは、残念ながら、FOX以外の海外テレビシリーズを扱う全てのチャンネルが、(民放などよりも遙かに)悪しき前例踏襲主義and/or横並び主義に陥っているための問題のように思われます。

視聴者側から見れば、かなり幻滅させられるバカバカしい問題です。


【理由.05】
③「マルチ音声放送=多重音声放送」は、②「二重音声放送」と区別するための表現だったはずですが、実際には日本語と英語のみの二重言語音声放送であることが多いため、

③「マルチ音声/多重音声/ステレオ二重音声/デュアルステレオ」放送

→②「二重音声」放送

→①「二カ国語版」放送

と表現も意味もゴチャ混ぜになってしまい、結局のところ、

③「マルチ音声放送=多重音声放送」の「吹替版」

も、

②「二」(二重音声放送)、

あるいは、

①「二カ国語版」「二」

と表現されてしまっています。

もっともまともなFOXの表記でさえ、残念ながら、そうなってしまっています。


【理由.06】
この、

②「二重音声放送」( L主音声とR副音声との音声信号切替)

③「マルチ音声放送=多重音声放送」( L主音声とR副音声まとめての音声信号切替)

とは、根本的に区別してもらわなければなりません。

技術屋的な観点からだけでなく、視聴者的な観点からも大いに問題だからです。

DR以外の録画レートに落としてBlu-rayにダビングする場合、②では二重言語音声そのままで録画できますが、③ではできないからです。

現状の①②③の表現では、この違いを前もって知ることができません。


【理由.07】
現状では、

1)③「多」の場合、②「二」の場合とは違って、録画レートを落としてダビングすると一方の音声しかダビングされないということをあらかじめ知っていて、

2)かつ、実際に音声切替ボタンを押してみて、表示のされ方が②と③とではこういうふうに異なるということをあらかじめ知っていて、

3)かつ、ダビングしたい吹替版が②「二」と③「多」のどちらであるかを前もって確認している

という博識でマメな場合にだけ、かろうじてダビング方法の間違いを回避できます。だからです。


【結論】
よって、視聴者的には、以下のように分類することが、どっちみち、必要不可欠となっています。

字=字幕=字幕版
単=単声=単一言語音声放送の吹替版
二=二声=二重言語音声放送(L/Rの切替)の吹替版
多=多声=多重言語音声放送/マルチ音声放送(LR・L・R丸ごとの切替)の吹替版


注意:
多=多声=多重言語音声放送の吹替版を録画レートを落としてダビングする場合は、一方の言語の音声しかダビングされません。
二=二声=二重言語音声放送(L/Rの切替)の吹替版を録画レートを落としてダビングする場合は、両方の言語の音声がそのままダビングされます。

というような注意書きも欲しいところです。

以上、早急に、御理解して頂き、かつ、早急に実践して頂きたいと思います。

 

2016年(平成28年)04月11日(月)22時58分